リースバック
売却しても、住んだままでOK!
現在住んでいる自宅を売却する場合、売主は売却する住宅から転居しなければなりません。
しかし、お子さんの通学の問題や、事業所の移転の問題から、転居するのが難しいということもあります。
その場合、「リースバック」が利用できれば、売却した後もそのまま同じ家に住み続けることができるかもしれません。
リースバックとは
リースバックとは、不動産を売却した後に、売却した相手と、売却した不動産について賃貸契約を結ぶことです。リースバックなら、不動産を売却しても、明け渡さずにそのまま利用し続けることできるというメリットがあります。また、マンションやビル全体を一旦売却し、その中の1室について、売却相手と賃貸契約を結び直して継続利用することもできます。
リースバックのメリット
転居の必要がない
不動産の名義は売却相手のものに変更されても、賃貸契約を結びなおすことで、債務者がそのまま居住を続けることができます。やむをえず不動産を手放すことになっても、引っ越す必要がありません。
不動産を売却したことが他人に知られない
売却後も変わらず住み続けることができますので、周りの方に、不動産を売却したことを知られるリスクが軽減されます。引っ越しのためにお子さんが学校を変わる必要はありませんし、事務所や工場として使用されている不動産での場合は、明け渡しなどによって取引先の信用を失うリスクを回避できるというメリットもあります。
リースバックのデメリット
条件が厳しくなることがあります
リースバックは、売却後に賃貸契約を結んでくれる買主がいなければ、成立しません。また、賃貸契約後に毎月家賃を支払う必要がありますので、継続的に安定した収入が望める方であることなど、一般的な売却よりも条件が厳しくなることがほとんどです。
ご希望に添えないこともあることをご了承ください。
リースバックと、通常の売却の違い
住宅ローンの支払いが滞り、競売にかけられることになったため、やむを得ず任意売却することになった方がリースバックを利用されるケースがよくあります。任意売却のケースを例とし、リースバックと通常の不動産売却の違いをご説明します。
リースバックはどこの不動産屋でも取り扱っているというわけではありませんので、任意売却をお考えなら、ぜひ当社にお任せください。
競売・任意売却ケース
通常の売却
競売通知が来てからの任意売却では、時間的にあまり余裕がありませんので、一般的には、すぐに買ってくれるという方に売却するケースがほとんどです。
通常の売却では、売主は自宅から立ち退かなければなりません。
リースバックでの売却
総合マネージメントサービス(または提携不動産)が仲介を行い、売却した不動産での賃貸契約を結んでくれる第三者(買主)と売買・賃貸契約を行います。
不動産は買主の名義になりますが、売主は立ち退くことなく、そのまま同じ住宅に住み続けることができます。
債務状況や、その後の収入状況によっては、一旦売却した不動産を将来的に買い戻すこともできます。